東日本大震災から2年半が過ぎ、復興地では津波の被害を受けた農地の多くで実りの秋を迎え
漁業や農業も活気を取り戻しつつあります。

一方で、除染された土が詰められた黒い袋が延々と積み重ねられ、荒れ地が広がり
2011年3月11日14時46分から時が止まってしまった町もあります。
そして沿岸部の多くで最大高さ14.7メートル、総延長約370キロメートルの巨大防潮堤の計画が進み
一部では工事が始まっています。

必ずしも地域で住民の合意が十分得られないまま
景観や生態系、漁業への配慮が十分検討されないまま
2015年度末までに建設完了しないと国からお金が下りないという切迫感の中
工事は始まっていると聞きます。

防潮堤は、本当に必要なのでしょうか。
10年後、50年後、100年後まで修繕にどれくらいの税金が必要なのでしょうか。
建造するとしても、景観や生態系に少しでも配慮したものにできないのでしょうか。

いまや東北の復興は、世界からも注視されています。
美しく豊かな東北の復興は、私たち日本人ひとりひとりの願いでもあります。

当サイトでは、改めて防潮堤の計画と進捗の現状を知るとともに
問題点について認識し、一人でも多くの市民が、日本ならではの美しく豊かで命を大切にする
暮らし・社会について考える機会といたしたく開設いたしました。